シャンプー解析評価

CLEARナチュラルグロススカルプシャンプーをプロが解析した評価

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出典:https://www.clearhaircare.jp/women/naturalgloss

一時期女優の山田優さんが使用しているという情報が流れたことで話題となったクリアナチュラルグロススカルプシャンプーですが、このシャンプー本当に良いシャンプーでしょうか?

ドラッグストアで簡単に手に入れることができ、価格帯も比較的低価格なこのシャンプーの中身をしっかりと見ていきたいと思います。

今回はナチュラルグロスに焦点をあてて解析していきますが、クリアシャンプーのようにたくさんラインナップしている商品は、シリーズものであればほとんど中身は同じなので、クリアシャンプーはどれもこの解析結果が当てはまります。

(何か質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください)

それでは解析していきます。

クリアナチュラルグロススカルプシャンプーの全成分

水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、ヒマワリ種子油、コメ発酵液、コメヌカエキス、コメ胚芽油、ヤマザクラ花エキス、アンズ核油、セラミドNP、セラミドNS、セラミドAP、セラミドEOS、セラミドEOP、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン、グリセリン、アルギニン、レウコノストック/ダイコン根発酵液、コレステロール、パルミチン酸アスコルビル、スキムミルク(牛乳)、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、酢酸トコフェロール、カプリリルグリコール、PPG-7、PEG-40水添ヒマシ油、トリデセス-9、セテアレス-25、セタノール、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、クエン酸、水酸化Na、クエン酸Na、ベヘン酸、エチルヘキシルグリセリン、EDTA-2Na、安息香酸Na、ソルビン酸K、フェノキシエタノール、香料

クリアナチュラルグロススカルプシャンプーの評価


洗浄力:★★★★★
ラウレス硫酸Naは非常に低品質な洗浄成分で、高刺激・高洗浄力の代表的な成分です。
低刺激性:★★☆☆☆
上記の洗浄成分が低刺激性の評価も下げています。
しっとり感:★★☆☆☆
本来ラウレス硫酸のような高洗浄力の洗浄成分を配合する場合は、絶対にノンシリコン処方にしてはいけません。
ダメージ補修成分:☆☆☆☆☆
市販シャンプーでこの値段では仕方ありませんが、全く配合されておりません。
コスパ:★★★☆☆
総合評価:★★☆☆☆

主成分である洗浄成分の評価

・ラウレス硫酸Na
・コカミドプロピルベタイン

このシャンプーはたった二種類の洗浄成分しか配合されていませんが、数が少ないことは悪いことではありません。

しかし、問題なのは『ラウレス硫酸Na』です。

この価格帯のシャンプーに最も良く使用される成分ですし、この価格帯に配合するのは仕方のないことですが、あえて品質の話をするならばこの成分は、代表的な低品質成分で、人の頭皮を洗うのには少し洗浄力と刺激性が強い成分です。

あの超強力食器用洗剤『ジョイ』の主成分と同レベルの洗浄力があります。(濃度は異なります)

よく私は人より脂が多いから・・・という方がいますが、そのような方でも洗浄力が弱めに設定されたシャンプーを使えば皮脂の出る量は減ることがありますし、強い洗浄力のものを使用すれば頭皮トラブルに合う可能性は高くなります。

ラウレス硫酸Naの次に配合されているコカミドプロピルベタインはこのラウレス硫酸Naの刺激性を緩和するために配合されているのですが、さすがに相手がラウレス硫酸Naではマイルドにしきれません。

お米&発酵の力に着目


出典:https://www.clearhaircare.jp/women/naturalgloss

美容業界の最近のトレンドとしては、『発酵』が挙げられます。

このシャンプーでも酒由来成分の『コメ発酵液』を配合しており、整肌や保湿効果を出しています。

シャンプーは洗い流すのであまり効果はありませんが、それでも少しこのようなエキスを配合するだけで、洗い上がりをしっとりさせてくれます。

それにより、髪のまとまり、髪のツヤ、髪のパサつきなども抑えてくれることもあるので、発酵は注目すべき成分です。

このシャンプーの配合量まではわかりませんが、私も使用してみた時に、この成分であれば全くしっとりしないだろうと思っていましたが、発酵エキスのおかげなのか、ノンシリコンでもしっとり感を感じることができました。

他には何が入っているの?

クエン酸はこのシャンプーを弱酸性に保つために配合されていますし、安息香酸Naフェノキシエタノールはシャンプーが腐らないために配合されています。

EDTA-2Naは馴染みがないかもしれませんが、キレート剤と呼ばれるもので、シャンプーの洗浄成分が水道水の金属イオンと反応してしまうのを防ぐために必要なものです。

なので、このあたりはどのシャンプーにも当たり前に配合されている必要な成分なので解析には全く関係ないのですが、それ以外の成分は、あまり意味のないものばかりです。

例えばグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドというものがありますが、これは髪の毛の指通りをよくしてくれる成分なのですが、これを入れるぐらいならシリコンを入れた方がよほど安全ですし、効果もあります。

そんなことは百も承知ですが、企業はシリコンを入れることができないのです。

それは、シリコンは意味もなく嫌われてしまっており、ノンシリコンシャンプーが流行ってしまったからです。

本来シリコンは全く悪い成分ではないので、私もシャンプーには必ずシリコンを入れます。

後、グリセリンがたくさん配合されていますが、この成分が多いときしみにくい指通りの良いシャンプーが作れます。

まとめ

市販シャンプーによくあるラウレス硫酸Naを主成分としたシャンプーですが、お米&発酵エキスの効果なのか、思ったよりもしっとりするなという感想です。

また、液性もクエン酸を配合していることで弱酸性に保たれていることも考えると、キューティクルは浮きにくく、まとまりやすい髪を演出できる可能性もあります。

ただし、ダメージ補修力は全くありませんので、カラーリングやパーマをしている方が使用すればキューティクルははがれてきますし、不向きです。

髪の毛を化学処理している方は使用しない方が良いシャンプーだと思います。

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ゆうです♪

肩書:元サロン(美容院)専売品メーカーでヘアケアの研究開発。現在は子育てしながらちょこっと仕事しています!

出身地:愛知

年齢:33歳

3年間サロン専売品メーカーで『研究開発』をしているので、その知識を活かして『正しいヘアケア&お勧めシャンプーサイト』を立ち上げました。

市販のシャンプーも悪くはないのですが、カラーリングやパーマが流行している今、市販のシャンプーだけでは正しいヘアケアができないのが現状です。

インターネット上ではいろんな情報で溢れているのでサロンシャンプー開発者として知識を活かして正しいヘアケアの情報を発信していきたいと思います。

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