シャンプーに使用される成分

弱酸性のアミノ酸シャンプーはヘアカラーの色落ちを防げる!

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今回は、アミノ酸シャンプーのヘアカラーにおけるメリット、そしてシャンプーを弱酸性に設定することの大切さの話をしていきたいと思います。

これはボディーソープですが『お肌と同じ弱酸性~』というCMで有名になったビオレで繰り返し宣伝しているように、頭皮や肌の表面は弱酸性です。

このCMのおかげでシャンプーやボディーソープも弱酸性のものが肌に良いと知っている方もたくさんいるかもしれませんね!

しかし、肌の表面が弱酸性であるのにはもっとすごい理由があります。

それをしっかりと伝えていきながら、弱酸性シャンプーがヘアカラーなどでダメージを負った髪や頭皮にどのようなメリットをもたらすのかを解説していきます。

弱酸性であることが体を守る

人間の皮膚の表面は弱酸性であることは多くの人が知っているかもしれませんが、人間の体の内部はどうなっているかご存知ですか?

あまり知られていませんが、人間の体の内部は弱アルカリ性です

では、どのように皮膚の表面だけ弱酸性を保っているのかというと、皮膚の表面には『皮膚常在菌』という名前の菌が存在しており、この菌が私たちの皮膚の表面を弱酸性に保ってくれています。

皮膚の表面が弱酸性に保たれていることで、皮膚は紫外線などの外敵から身を守る最強のバリアとなることができているのです!

先程、人の体の内部は弱アルカリ性という話をしましたが、それは私たちの体に害をもたらすウイルスや細菌も同じで基本的にそれらの雑菌やウイルスは弱アルカリ性の状態を好みます。

つまり、弱アルカリ性を好むウイルスなどが、私たちの皮膚から通過しようとする場合、皮膚の表面が弱酸性であると弱アルカリ性の病原体は活動が弱まるので皮膚からの侵入はできにくくなるということです。

このように、皮膚の表面が常に弱酸性に保たれているのは、弱アルカリ性を好む病原体などの外敵感染からの予防という一面もあります

そのような理由もあり、人の皮膚というのは絶対に弱酸性に保たれてなくてはならないのです!

ヘアカラーすると頭皮はアルカリ性に傾く?

ここまでの説明で皮膚が弱酸性であることの大切さが理解できたと思います。

では、皮膚常在菌が皮膚バリアを強化するために弱酸性にしているのに、私たちがおしゃれをしたいという理由でヘアカラーやパーマをあてた後の頭皮はどうなるでしょうか?

カラー剤やパーマ剤はアルカリ性に設定されていますので、当然アルカリ性に傾いてしまいます。

なぜアルカリ性に設定されているのかですが、髪の毛は一番外側をキューティクルが覆っているのですが、髪の毛を染めたり、パーマをかけたりする時にはキューティクルの内部に薬剤を浸透させる必要があります。

キューティクルは弱酸性で閉じてアルカリ性になると開くという性質を持っているので、ヘアカラーやパーマ剤はこれを利用してキューティクルをひらかせるために髪の毛をアルカリ性にします。

そしてアルカリ剤でキューティクルを開かせたところで、髪の内部に薬剤を流し込むといった方法で私たちは髪の毛を染めたりパーマをあてたりしています。

先ほど、皮膚は弱酸性に保たれていることで最強のバリアとなることができているという話をしましたが、アルカリ性に傾いたままの頭皮では皮膚バリアが崩壊しています。

そこで、髪の毛を弱酸性に戻すために必要なのが、弱酸性シャンプーということになります。

もちろん弱酸性であればどんなシャンプーを使用しても良いというわけではありませんが、アルカリ性に傾いた頭皮を弱酸性に戻すには、毎日使用するシャンプーを弱酸性のもので対応するのが一番効率が良いです。

しかもカラーリングやパーマをあてた髪をいち早く弱酸性に戻してあげることで、キューティクルを閉じることができるので、薬剤が外に逃げずにヘアカラーの色落ちを防ぐことにもつながります。

とはいえ、大体が弱酸性シャンプーですが、今一部の方で『セッケンシャンプー』が流行っています。

セッケンシャンプーは弱アルカリ性に設定されているので、髪の毛に石鹸を使用するのはあまりお勧めできません。

どれが弱酸性シャンプーなの?

シャンプーのボトルにはPHまでは書かれていないため、弱酸性シャンプーを選ぶ時には、公式ページで確認するか、メーカーに直接問い合わせるのが一番です。

例えば、通販で売られている高品質なアミノ酸シャンプーなどの場合は、公式販売サイトにちゃんと『弱酸性シャンプー』と明記されているのでわかりますが、市販のシャンプーはほとんどが弱酸性ではなく酸性に設定されているので、自身で確認するしかありません。

良い弱酸性シャンプーとは

では、どのような弱酸性シャンプーが効果的かですが、それは頭皮や髪に低刺激であり、弱酸性下でも洗浄効果を十分に発揮する洗浄成分を配合したシャンプーです。

この洗浄成分のことを『アミノ酸系界面活性剤』と呼び、そのようなシャンプーをアミノ酸シャンプーといいます。

つまり、私が思う本当に良い弱酸性シャンプーとは、弱酸性アミノ酸シャンプーのことを指します。

ですので、カラーやパーマを施した髪にダメージ補修をさせたいのであれば、弱酸性に調整されたアミノ酸シャンプーを利用すべきなのです。

残留薬剤を除去する成分『ヘマチン』

カラーやパーマ後の髪にはアミノ酸系シャンプーが最も効果的という話をしましたが、薬剤の残留によるダメージをさらに抑制するために、もう一つ重要な成分があります。

それが『ヘマチン』と呼ばれる成分です。

実は、ヘマチンは血液中のヘモグロビンを形成するタンパク質の一種で、体内の酸素を受け渡す働きを持っています。

その働きにより、ヘアカラーやパーマにより残留した薬剤を失活させてくれるのです。

さらには、ヘアカラーやパーマの効果を長引かせてくれるというメリットもあります!

なので、欲を言えば弱酸性アミノ酸シャンプーにこの『ヘマチン』が配合されているものを選ぶとなお良いです!

ヘマチンが入っているかどうかは、裏の成分ラベルを見ればすぐにわかります。

配合量に関しては成分表だけではわかりかねますが、ヘマチンは黒色をしています。

なので、ヘマチン入りシャンプーは必ず黒っぽい色をしているので、その色の具合でヘマチンの濃度がわかります。

ヘマチン入りのシャンプーのデメリットはやはり価格にありますが、カラーやパーマ後の残留薬剤も軽減してくれるし、効果が長持ちしてくれるというメリットを考えると、決して高すぎることはないと思うので、是非検討してみてください。

ヘアカラーやパーマ後におすすめのシャンプーとは、『ヘマチンが配合された弱酸性のアミノ酸系シャンプー』ということになります。

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ゆうです♪

肩書:元サロン(美容院)専売品メーカーでヘアケアの研究開発。現在は子育てしながらちょこっと仕事しています!

出身地:愛知

年齢:33歳

3年間サロン専売品メーカーで『研究開発』をしているので、その知識を活かして『正しいヘアケア&お勧めシャンプーサイト』を立ち上げました。

市販のシャンプーも悪くはないのですが、カラーリングやパーマが流行している今、市販のシャンプーだけでは正しいヘアケアができないのが現状です。

インターネット上ではいろんな情報で溢れているのでサロンシャンプー開発者として知識を活かして正しいヘアケアの情報を発信していきたいと思います。

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